視力は回復できる?~目はスプーン1本でよくなる!~
こんにちは。まいまいです。
ブログを見に来てくださってありがとうございます。
本日は『目はスプーン1本で良くなる!』の読書感想文です‼
著者は日本リバース院長で整体治療院を経営されている今野青志先生と吉祥寺盛岡眼科院長の森岡清史先生です。
本書のタイトルから分かる通り、スプーンを使った視力の回復方法が紹介されています。
なんだか怪しい感じがします?わたしも本書を手に取った段階では同じ気持ちでした。
しかし、読み終わった今では毎日スプーンを手に取ろうと決心しています‼
わたし自身、重度の近視でこれ以上眼に問題が起こると生活に影響が出てくるレベルなので、なんとかしたい気持ちでいっぱいです。
そんな一見すると怪しいような内容ですが、わかりやすく簡単にお伝えしたいと思います‼
今野式スプーン療法とは?
本書に「今野式スプーン療法」の流れについて、分かりやすいイラストがあったので見てみましょう。
また、スプーンにはたくさんのメリットがあると紹介されています。
- どの家にも必ずあり、今すぐ始められる
- 温熱刺激と冷感刺激の両方をスプーン1本で行える
- スプーンの底は適度な面積があり、初心者でもツボの位置をカバーできる
- たいていのスプーンはステンレス製なので衛生的で、普段口に入れていて問題がないのであれば金属アレルギーの人でも使える
身近なもので今すぐ始められるのは大きいですよね。わざわざネットで探したり、高価なものだったりすると始めることすら壁に感じてしまいます。
次に具体的な「今野式スプーン療法」の基本ルールとやり方をみてみます。
「今野式スプーン療法」の基本ルールとやり方
タッピング法(たたく)
今回はタッピング法だけ載せていますが、他にもシェイク法(揺する)、ストローク法(さする)、プッシュ法(押す)と3通り紹介されていました。
本書では主にタッピング法の効果について書かれていましたので取り上げさせて頂きます。
また、視力を回復させる12のツボについてもイラストがあったので載せておきます。
こうしてみると、タッピング法のスプーンの動きがツボに沿っていることがわかります。
スプーン療法は腕や脚、手や肩などにも応用が可能と書かれていました(今回は“目”のみご紹介)。
さらにスプーン療法は温める→冷やすの順で行うとさらに効果的とされています。
これらが「今野式スプーン療法」の全体像です。
たくさんありますが、自分にあった方法を見つけて継続することが大切だと思います。
現に私はお風呂に入ったときに、浴槽に浸かりながらタッピング法を行っています。
なので、スプーン療法のうち1種類しかしていませんし、冷感療法も行っていません。
まずは手軽に1種類で効果があればいいなと軽い気持ちで行っています。
実際の効果は?
2009年12月に『ゆほびか』編集部主催で行われた視力向上タッピングセミナーでの結果を載せておきます。
このセミナーでは27名(男性6名女性19名)が参加。年齢は8~72歳と様々ですが、そのうち24名(88%)もの方がタッピング後に視力の回復が認められました。
また、本書の大半は“体験談”になっているのですが、スプーン療法を行うことで動体視力や深視力(対象の立体感や深さ、遠近感などを捉える力)のアップ、美肌、小顔、ダイエット効果まであると記載されています。
目の状態を悪化させる3つの原因
近視や老眼、白内障、緑内障などさまざまな視力障害の根本には「自律神経の失調状態(活動低下)」・「血流の悪化」・「体内の酸素不足」という3つの問題が潜んでいます。
「自律神経の失調状態(活動低下)」では物を見るための適切な命令がスムーズに伝わらず、瞳孔や毛様体筋の細かいコントロールができなくなります。
その結果、対象物をぼんやりとしか見ることができず、近視などの視力低下の状態になるのです。
また、「血流の悪化」によって血液の乗って運ばれるべき酸素や血液成分などの目の栄養が不足します。「体内の酸素不足」も引き起こすことで全身に悪影響を及ぼす可能性もあります。
日本人に多い近視という“病気”
ある統計によると40代以上の日本人のうち42%が近視という結果が出ています。
これはアメリカ人や中国人の22%、オーストラリア人の14%と比べると群を抜いて悪い数字です。
1949年の時点で、裸眼視力が1.0未満の小学生はわずか6%でした。
これが1963年には12%、2006年には28%、2013年にはついに30%を超えました。
読書やテレビ、スマホなど環境の変化によるところが大きいと考えられるでしょう。
近年は老眼や白内障、緑内障が若年層でも増えていることを今野先生は問題視されています。
視力がアップし眼病が治った症例集
ここからは“体験談”をいくつかピックアップして紹介したいと思います。
①両目の視力が0.03→0.7に回復した30代女性
このケースでは、森岡先生が次のようにコメントされています。
「視力の数値が上がったケースのほとんどは、視力が“アップした”というよりも視力が“回復した”ととらえています。」
これはわたしにとってまさに雷に打たれたような衝撃でした。視力と言えば“下がっていくもの”で、“回復する”ことはないと思っていたので。
このことから、近視とは血流の悪化による栄養や酸素の不足により機能不全に陥っている部分もあると捉えることができました。
体や脳の疲労と一緒で“回復するもの”と分かっただけでもこの本から得られたものは一生分の資産(視産)になりました。
②糖尿病網膜症で落ちた視力も血糖値も改善
糖尿病と診断され、数年後には脳梗塞で入院してしまった50代女性のケース。
体の悪いところが見つかるのと並行して視力も1.0→0.1にまで低下。
その後、今野式スプーン療法を始めると落ち込んでいた視力が0.1→0.8まで回復し、日常生活でメガネが不要になったそうです。
目の血管はとても細くて痛みやすいです。そのため糖尿病網膜症には血流改善がとても顕著に表れるのかもしれません。
③緑内障寸前の眼圧が降下しまぶしさも軽快
ある眼科で結膜炎と診断されると同時に眼圧が高いことを指摘された50代女性のケース。
将来、緑内障の可能性があると知らされ、眼圧を下げる目薬での治療を1年ほど継続しましたが思うような効果は得られず。
そこで今野式スプーン療法を始めると、3~4か月で視力が0.1→0.5程度に回復。半年後には視界の下の方に光が走るような症状も消えました。
薬では効果がなくても、スプーン療法で血流改善することで効果が出たいい例ですね。
④飛蚊症の蚊が3匹消え目のけいれんも治った
整骨院の院長である36歳の女性。30歳を過ぎた辺りからいつも4匹の蚊が目の前にいるように見えていました。
今野式スプーン療法を始めると4匹のうち3匹が消え、残りの1匹も小さく薄い存在になりました。
また、自身の整骨院の患者さんにタッピング法を指導したところ、2週間ほど止まらなかった目のけいれんが解消したとのことです。
⑤網膜色素変性症が軽快して裸眼で生活が可能に
20歳すぎには視力が左目は0.05、右目は0.01にまで落ち込み乱視もひどかった33歳男性のケース。
何件もの眼科を受診しましたが、視力の低下は止まらず「網膜色素変性症」の可能性があると言われました。
今野式スプーン療法を行う前は7~8m先の時計すら認識できなかったのが、施術後は時計の丸い形まで認識できるようになりました。
その後、施術を重ねるごとにより鮮明に見えるようになり、秒針が動く様子まで見えるようになりました。
視力も左目が0.05→0.5、右目が0.01→0.5へ回復しました。
まとめ
このようなケースに加え、今野式スプーン療法では老眼や白内障、斜視、レーシック後遺症、加齢黄斑変性にまで効果があったとの報告があがっています。
目はこれからより酷使される時代になると思いますし、裸眼で過ごしている人が貴重になる日も近いと個人的に思っています。
目は病気になってしまうと回復することが難しい部位です。
もちろん、定期的な眼科受診は大切ですが、少しでも自分でできることを始めてみてはいかがでしょうか。
本日もお読み頂いてわたしの幸せがひとつ増えました。
コメントお待ちしております。