読書感想文『なぜ一流の人はみな「眠り」にこだわるのか?』
こんにちは。まいまいです。
ブログを見に来てくださってありがとうございます。
わたしは夏休みのないサラリーマンですが、読書感想文を書いて行きたいと思います‼特にここから数か月間は【睡眠】に注目した記事を書いて行きたいと思っています。
タイトルは『なぜ一流の人はみな「眠り」にこだわるのか?』
著者は京都の老舗寝具メーカーIWATAの岩田アリチカさんです。快眠術の専門家として、睡眠環境、睡眠習慣のコンサルティング、眠りに関する教育研修などを行っていらっしゃいます。
この本を手に取ったきっかけですが、最近わたしの中に芽生え始めた意識で「やった方がいいことを積み重ねる」というものがあり、その中でも質のいい睡眠を取って幸福度を高めたいというものがありました。
わたしは“寝ること”が大好きです。
家にいるときは部屋着でいることやコンタクトではなくメガネでいるのも、寝たい‼と思ったらすぐ寝られるように準備しているのです。
これだけ聞くとただの怠け者のようですが、最近は副交感神経優位にしてリラックス効果を得るためにお風呂はシャワーで済まさずにお湯に浸かるようにしていますし、ストレッチをしてからベッドに行き、深呼吸をしてから眠るというルーティンを持っています。
枕を買ったり、睡眠の質を測定できる腕時計を付けて寝たりしていますが、そもそもなぜ睡眠にこだわる必要があるのか。
その理由を本書を読んで再確認しておきたいと思います‼
なぜ睡眠が大切なのか
「人生の3分の1は睡眠」というのは誰もが耳にしたことがあるかと思います。
実際、1日8時間睡眠の方でしたら1日の3分の1はしっかり眠っていることになります。
そんな人生の多くの時間を過ごす睡眠ですが、色んな睡眠がありませんか?
- 夢を見て、朝起きると夢の内容が思い出せない。
- 10代の頃は10時間以上寝ることができたが、年齢を重ねて10時間も寝られなくなった。
- 夜更かしすると翌日眠くて使い物にならない。
多くの方が経験することだと思います。
そして良い睡眠もときどきあると思います。
例えば、目覚まし時計が鳴る前に起きて朝から活動的に過ごすことができたこと。
著者もおっしゃっていますが、一年365日の快眠を目指すのではなく、以前と比べて良い睡眠が取れることが多くなったぐらいを目指しましょう。
1日1日の積み重ねが人生を大きく変えていくのは間違いありません。それが毎日8時間も行う睡眠であれば尚更です。
なぜ一流の人はみな「眠り」にこだわるのか
ここから本書の内容になりますが、一番大切なのは毎日寝る時間と起きる時間をほぼ同じにすること、つまりリズムであると紹介されています。
質のいい睡眠は成長ホルモンの分泌を促し、疲労回復やアンチエイジングに欠かせないものです。
また、睡眠時間が短い方が太りやすいといったデータも紹介されています。
わたしはショートスリーパー(6時間以下でも大丈夫)でもロングスリーパー(8時間以上でないとダメ)でもない6時間半~7時間ぐらいの睡眠を毎日取っています。 6時間だとややきついと感じますし、最近では10時間以上寝ることはほぼありません。
最近では休日も平日と同じ就寝時刻、起床時刻を心掛けています。
また、寝る直前の激しい運動や食事、アルコール、カフェイン、タバコは寝つきが悪くなったり睡眠が浅くなったりする原因になります。
詳しくは厚生労働省の「健康づくりのための睡眠指針」にも記載されていますので是非参考にしてください。
逆に入浴やストレッチ、深呼吸は心身がリラックスモードになって眠りに入りやすくなります。
また、マットレスにも色々ありますが、硬さ以上に大切なのは寝床内気候。つまり掛け布団と敷布団の間にある空気の状態だとされています。
快眠のための理想的な寝床内気候の温度は32~34℃。胴体部分の表面温度よりもやや低いぐらいがベストです。湿度は45~55%。寝床内の湿度が高すぎると寝返りの回数が増え、湿度が低すぎると皮膚が乾燥してしまいます。
寝室の温度は、夏は26-28℃、冬は16-19℃がベストとされています。
ベストな温度・湿度になるよう、マットレスや掛け布団、敷き布団、エアコン、加湿器を選択しましょう。
なぜ眠りが仕事に関係あるのか
朝型人間・夜型人間と言いますが、あるアンケート結果では年収400万円未満は朝型が3割未満ですが、年収1400万円クラスになると6割以上が朝型でした。
また、早朝勤務に割増賃金を出す企業も出てきています。
伊藤忠商事は2013年10月より20時以降の残業を原則禁止。さらに22時以降の深夜残業は全面禁止です。
代わりに朝5~8時の勤務について、深夜勤務と同様の割増賃金を支給しています。
その結果、22時以降に退社する社員が約10%からほぼ0名になり、時間外勤務時間も月間で延べ約350時間も減少したそうです。これにより早朝勤務の割り増しを含み時間外手当は約7%減りました。
このような残業を禁止したり、効率的な働き方を後押しする法律や会社は今後もどんどん増えてくると思います。
しかし、自分自身がそのような状況にあったとしても、十分な睡眠そして十分なパフォーマンスを発揮できていないと意味がありません。
そのためにまずは、就寝時刻を早めることです。食事を早く摂ることで、入浴も早くなり結果として就寝時刻も早められます。
そして、悩みが長引くときは睡眠外来の受診も選択肢に入れても良いかもしれません。
睡眠に悩まれている方は本当に多くいらっしゃいます。特に高齢になるとその傾向は顕著です。
睡眠が健康に及ぼす影響は多大です。決して無理しないようにしましょう‼
以上、読書感想文『なぜ一流の人はみな「眠り」にこだわるのか?』をお送りしました。
本日もお読み頂いてわたしの幸せがひとつ増えました。
皆さん良い睡眠を。