幸せの証拠

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日常の解像度をあげるためにできることを書いています

人生の攻略法

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こんにちは。まいまいです。


ブログを見に来てくださってありがとうございます。


本日のタイトルはややキャッチーなものになっていますが、根拠がしっかりあります。
それがこの「満足度・生活の質に関する調査」に関する第1次報告書です。これ是非見てみてください。とても面白いですし、自分を客観的にみることのできるいい機会になります。


結果をまとめると

 

  • 女性の方が満足度は高いこと
  • 年齢別では「谷型」となること
  • 世帯年収・資産別では「山型」となること
  • 健康状態がよいほど満足度が高く、また、「よい」か「よくない」かで満足度に大きな差が生じること
  • 頼りになる人の数やボランティア活動の頻度等(ソーシャル・キャピタル)が増加するほど満足度が高いこと
  • 趣味や生きがいがある人ほど満足度が高いこと


以上6つの傾向がみられるようです。


では項目別に見ていきましょう。

 

  • 性別×年齢(4ページ)

→「45 歳~59 歳」までは男女ともに年齢とともに、総合主観満足度が低下していくが、「60歳以上」になると急激に上昇する。
となっております。これはすごく面白いですね。一般的に社会人になってから60歳までの間は年収が増えたり、社会的な地位が上がっていくものと思われます。しかし、それに反比例するかのように満足度は低下しています。また、60歳以降で上昇していることもからも一般的な家庭ですと定年退職や子供の自立などで時間的な余裕が生まれることや心配事から解放されることが影響しているのかもしれません。


よくよく考えてみると、大人になってからの方がお金も知識も増えるのに『子供は無邪気でいいなぁ』とか『学生の頃は楽しかったなぁ』とか思いませんか。
年齢を重ねると人生の酸いも甘いも経験するからでしょうか。

 

  • 地域・都市規模(5ページ)

→特別これといった傾向はみられませんね。

 

  • 世帯年収・金融資産残高・学歴(6ページ)

→ここはすごく面白い結果が出ていますね。年収・資産残高ともに3000万円・3億円で頭打ちし、満足度は低下傾向にありますね。それぞれお多いほど良いと思いがちですが、年収700万円も1億円も日々感じる満足度では変わりないという結果になっています。このことから、『あの人はすごくお金持ちで、、、』と悲観的になるだけ損するのでやめましょう。
また、学歴については知識が多い方が人生を楽しむ選択肢が増えると思っています。年齢と違って知識はいつでも増やすことができる点は違いますね。

 

  • 健康状態(9ページ)

→これはめちゃくちゃ分かります。皆さんも風邪ひいているときに幸せだとは感じませんよね。
わたしは薬剤師をしているので患者さんと接するのですが、薬もらいに来る人で笑顔なのは外国人ぐらいですね。だいたいの人は病気が悪くなっていないか心配しているか、待ち時間にイライラしてます。だから自分は多少コストがかかっても健康な選択肢を選ぶようにしていますし、何よりも健康第一に生きています。

 

  • 社会とのつながり(9ページ)

→人間関係は大切ですが、特に友人や家族など頼りにできる存在が重要という結果ですね。人間関係がストレスになることも多いですが、やはり人との関わりなくして生きていくのは難しそうです。

 

  • 趣味・生きがい(10ページ)

→趣味や生きがいのために仕事をしている人もいると思うので、何か熱中できることはあった方がよさそうですね。学歴や健康、人間関係を趣味・生きがいにすることは相乗効果がありあそうです。


ここまで見てきて、満足度には色々な側面があることが分かります。人生という山登りにルートはたくさんあるので、どれが正解でそれが不正解というわけではなく、色々なルートを試してみる方がより良い人生を歩めると思います。

 

本日もお読み頂いてわたしの幸せがひとつ増えました。


コメントお待ちしております。