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薬剤師を目指す方へ~就職活動編~

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こんにちは。まいまいです。

 


ブログを見に来てくださってありがとうございます。

 


前回は『国家試験』について自分の経験も踏まえて記事を書きました。

 

 

 

shiawase-shouko.hatenablog.com

 

 


今回は『就職活動編』ということで、薬剤師の就活について書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

薬剤師の主な就職先

 


薬剤師の就職先の割合をみてみましょう。

 

 

57.1%:薬局・ドラッグストア

19.3%:病院・診療所

13.9%:医薬品企業

9.7%:その他

参考「2016年医師・歯科医師・薬剤師調査の概況|厚生労働省

 

 


少し古いデータですが、薬局・ドラッグストアが最も多く、次に病院や企業というのは今後もしばらく変わらない傾向でしょう。

 


一般的に、薬局・ドラッグストアではワークライフバランスを、病院では知識を、企業では年収を目的に就職される方が多いと思います。

 


もちろん、薬局でも知識は身に付きますし、病院や企業でもワークライフバランスを重視した働き方があると思います。

 


これに関しては職種というよりも、その就職先の影響が大きいと思います。

 

 

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薬剤師の就職活動

 


わたしは調剤薬局に勤務しています。一度転職していますが、新卒も中途もどちらも調剤薬局を選びました。

 


その経験から、調剤薬局への就職に関しては相手先の人事との話し合いが終われば、あとは提示された条件(年収や休暇、勤務地や福利厚生など)を飲めるかどうかだけで決まります。

 


学力テストや実技テスト、面接などは基本的にありません。人事との話し合いも、志望理由を聞かれたりすることはほとんどありません。

 

 

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しかし、病院や企業となると話は別です。

 


病院は試験は学力テストはもちろん、面接(二次まであるところも)もあります。そして、基本的に定員が少ないので競争倍率は一番高いと言ってもよいでしょう。

 

 

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そもそも求人が出ていないと就職できないということもありますので、病院薬剤師を目指すのであれば希望している病院が求人を出しているかにも注意しましょう

 


企業への就職が最も世間一般の就職活動に近いかと思います。また、薬局や病院よりも就職活動の開始時期が早いのも特徴です

 


早ければ大学2年や3年から応募できるところもあります。

 


まずはインターンシップに申し込みます。エントリーシートがある場合がほとんどだと思いますので、選考を突破するとインターンシップに参加できます。

 


その後は企業が用意したディスカッションや製品プロモーションなどで優秀だった人が、最終面接へ進む流れが多いかと思います。

 


以上を踏まえて、就職の難易度は病院=企業>薬局・ドラッグストアというところでしょう。

 


もちろん、就職が簡単だからといって薬局やドラッグストアに優秀な人がいないわけではありません。あくまで競争倍率の話です。

 


もっとも、就職先として保健所や公務員、大学院進学などもありますが、絶対数が少ないのでここでは省略させていただきます。

 

 

 

薬剤師の就活における特徴

 


ここで、注意しておいてもらいたい点が2点あります。

 


1つ目は薬局・ドラッグストアや病院への就職は薬剤師国家試験に合格する前提での話ということです。

 


就職活動自体は多くの方が大学3.4年から始めて、国家試験へ本格的に取り組み始める6年の夏には終わっている方が多いです。

 


そして、6年の冬に国家試験を突破してめでたく就職となるのですが、そもそも資格がないと薬局やドラッグストア、病院などは働けません。

 


もしも国家試験に不合格だった場合は来年まで就職を延期してもらえるか確認しましょう。

 


2つ目は薬局やドラッグストアを目指す方に多いと思うのですが、他の業種を検討しないことです。

 


薬局やドラッグストア間での比較はされると思いますが、病院や製薬企業との比較、他にも公務員や医薬品以外を取り扱う企業などとの比較はあまりされないかと思います。

 


これは私自身の経験からですが、『新卒』というネームバリューを背負っての就職活動ができるのは一度だけです。

 


医薬品業界が自分にとって本当に働きたいところか、求められているものは何なのかを知るために色々な業界を覗いてみることをおすすめします。

 

 

 

まとめ

 


薬剤師の就職活動について書いてきましたが、『就職して実際に働いてみないと分からない』というのが本当のところです

 


どの仕事にも言えますが、希望した会社に就職できても上司や同僚、会社の方針が自分のやりたいことを妨げることはあります。

 


そういったミスマッチを防ぐためにも実務実習やインターンシップを有効活用したり、教授や先輩、同級生に自分の希望する就職先の評判を聞いてみてもよいでしょう。

 


ひとりだけの意見だと情報が偏っている可能性がありますが、3人に聞いて3人ともが勧めないようであればそれはきっと“何かある”んだと思います。

 


最後に、薬剤師はとても転職しやすい業種です。

 


転職を繰り返してでも最終的に満足のいく職場に出会えれば良いという考えに私も至りました。

 


新卒だけが人生ではありません。社会人として一歩成長するための段階が就職活動だと考えれば良いと思います。

 


もしも、最初に入った会社が自分が思うような素敵な会社だったとしたら、それはあなたの努力が実ったと同時に本当に幸運なことです。

 

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そういった就職活動にできるように、これから頑張っていきましょう。

 


本日もお読み頂いてわたしの幸せがひとつ増えました。

 

コメントお待ちしております。

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