薬剤師を目指す方へ~大学前半戦~
こんにちは。まいまいです。
ブログを見に来てくださってありがとうございます。
前回は中学・高校編を記事にしました。
shiawase-shouko.hatenablog.com
今回は大学編です。入学から卒業までを前半・後半の2回にわけて説明しようかと思っています。
面接での思い出
前回、高校からの推薦で大学へ入学することができましたと書きましたが、その話を少ししたいと思います。
高校からの推薦では学力テストはなく、面接だけで決まります。そして余程のことがない限り、合格できます。
そのときの面接で今でも覚えていることがあります。
5人グループで面接を受けるのですが、周りはみんな「子供の頃アトピーがひどくて、薬を使って良くなった」とか「高熱を出したときに薬ですぐ熱が下がった」とか素晴らしいエピソードを持っていました。
わたしは内心「家から近い・推薦で入れた・資格が取れる」ぐらいにしか考えていなかったのでめちゃくちゃ焦りました。
それでもなんとか「薬のスペシャリストとして働く薬剤師に憧れて...」ぐらいのことを引き出して切り抜けることができました。
心に残るようなエピソードがなくても入れますよ薬学部。
大学1年生は情報戦
入学後は入試方法でクラス分けされず、名簿順でクラス分けされます。
そうすると、いかに仲の良いグループに情報通がいるかが運命を分けます。
大学1年生は教養に関する科目が多く、もしかすると6年間で一番大変な年かもしれません。
英語はもちろん、ドイツ語も新たに学びます。
高校では物理・生物のどちらか選択だったと思いますが、大学ではどちらも勉強することになります。
他にも色々な教科があるのですが、とにかく試験範囲が広いので真面目に勉強していたらカバーしきれないほどです。
そこで、過去のテスト問題(過去問)を参考にするですが、これが部活動やサークルがきっかけになるんですね。
部活動にもサークルにも参加していなかった自分は絶望です。
それでも同じグループの友人たちに助けてもらい、最初で最後の情報戦を切り抜けることができました。
情報を集めることに奔走した大学1年生でした。
大学2年から4年は専門分野を学ぶ
大学2年から徐々に教養の分野は少なくなり、専門的な教科に比重が移っていきます。
自分は高校のとき物理選択だったので、生物が一番苦労した記憶があります。
それでも、試験1か月前から本気で勉強すれば、普段は授業が詰まっているわけでもなく、研究室もありませんから時間的なゆとりは一番ある時期です。
バイトしたり遊んだりできる時期ですね。とても楽しかったです。
あと、大学の教科書は中学や高校ほど優しく解説されていないので授業で先生の解説とともに理解しないとなかなかハードルが高いです。
授業への出席率がそのまま試験の合格率に繋がっていたと思います。
さらに、中学高校の授業と違って、大学の先生は割と試験に出そうな項目を絞ってくださる方が多い印象です。
なので、余計に授業が大切になりますね。さぼってもいい授業とそうでない授業を見極める必要がありました。
研究室が就職に影響する可能性も
わたしが学生だった当時は3年の後半から研究室配属が始まります。
世間一般でいうところのゼミですね。
まず希望の研究室をアンケート調査されるのですが、定員があります。
そして選考方法は成績と面談です。
面談で余程のことがない限りは成績順で決まります。
また研究室によって、教授が優しかったり、良い先輩がいたり、就活で使えたりと今後に影響してくる側面もあります。
これも“情報戦”だったりします。事前に知っておかないと、教授は研究にも卒論にも厳しいし、先輩は使えないし、就職にも使えないしで困ります。
また、『研究職』という選択しを検討する上でも重要です。
わたの場合、論文を読むこと自体は好きだったのですがそれを基に研究を組み立てていくことが苦手でした。
研究職に就く人はほんのわずかだと思いますが、目指しているもしくは研究しているうちに仕事にしてみたいと思った方にとって研究室は人生を変えるかもしれない選択になると思います。
以上、大学前半戦について書かせていただきました。
記事を書きながら当時を振り返ってみると、懐かしさを感じると同時に今がどれだけ楽しいかを実感しています。
わたしは学生の頃に戻りたいかというと完全に『No』です‼
その理由は次回の記事で明らかになります。
本日もお読み頂いてわたしの幸せがひとつ増えました。
コメントお待ちしております。