No Music, No Life.
こんにちは。まいまいです。
ブログを見に来てくださってありがとうございます。
新型コロナの影響で音楽イベントが軒並み中止になってから、ストリーミング配信やライブ配信など音楽の在り方も変わってきましたね。
わたしは以前から大好きだったアーティストがTwitchというサービスでライブ配信を始められたので、週末は音楽を楽しみながら料理を作っています。
さて先日こんな記事をみつけました→音楽を習っても子どもは賢くならない?1986〜2019年に発表された54件の研究をメタアナリシス
実際の研究結果はこちら→Cognitive and academic benefits of music training with children: A multilevel meta-analysis
概要は以下の通り。
藤田医科大学のGiovanni Sala氏と英ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス・アンド・ポリティカル・サイエンス(LSE)のFernand Gobet氏は、1986~2019年に実施された54件の研究のメタアナリシスを実施し、音楽教育と子どもの認知能力や学業成績との関連を検討した。(中略)解析の結果、音楽教育は、年齢やトレーニング期間に関係なく、子どもの認知能力(言語的/非言語的能力や処理能力など速度に関連した能力など)には何の影響も及ぼさない可能性が示唆された。
本研究の特徴は実際に子供の成長過程を見たのではなく、子供について研究された結果をまとめている“メタアナリシス”であることですね。
研究結果などの根拠の強さには5段階あり、権威の意見や理論<事例報告<調査データの分析<ランダム化比較実験<メタアナリシスとなります。
“メタアナリシス”はたくさんの研究結果をまとめ分析する、つまり研究を研究するわけです。たったひとつの研究結果よりも信頼できそうなのはなんとなくわかりますよね。
話を戻すと、音楽を習うことで子どもが賢くなると言われることもあるそうで。
わたしの考えですが、そもそも音楽を長年続けられる人は真面目でしょうし、その熱意が勉強に向けば平均以上になるのは容易でしょう。
音楽を学ぶ上で、歴史的背景や楽器の特性を知ることや楽譜を暗記することなど教養につながることはたくさんありそうに思えます。
なので、習い事としての音楽に意味がないのではなくて、音楽を学ぶ姿勢や教養が得られることに意味があるのではないでしょうか。
なお、これはまいまい個人の“権威の意見や理論”なのでエビデンス(根拠)として最も信用はありません。
さて、別の記事でこんなものがありました→習い事を検討中のファミリー必見。音楽系の習い事で得られる“幸福度”調査の結果とは?
内容はこう。
中学までの習い事経験別ランキングでみた「幸福度」では、ヤマハ音楽教室に通っていた人が第1位となりました。
調査方法はこう。
25歳から34歳の社会人男女2,700名を対象に、「あなたは幸福か?」「生活に満足しているか?」「グローバルネットワーク社会へ適応しているか?」という3つをテーマに、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科とヤマハ音楽振興会で調査しました。
これは“調査データの分析”にあたるでしょう。“メタアナリシス”ほど根拠は強くありませんし、「ヤマハ音楽振興会」が調査に関与していることにもバイアスがかかっている可能性があります。
それでも音楽の可能性ってすごいと思います。教養がないので音楽の歴史には詳しくありませんが、何千年もの歴史があるでしょう。歌をうたう、楽器を演奏するという本質は変わらずに現代まで生き続けています。
過去には『音楽を楽しむことでが幸せにつながる』という記事も書きました。
shiawase-shouko.hatenablog.com
CDから着メロ、ストリーミング、ライブ配信と形は変わっていますが、この先も形を変えながら音楽は人間を豊かにしてくれます。そんな音楽を目一杯楽しみましょう。
青春の音楽があってもいいし、100年寄り添ってくれる音楽を見つけることも最高の楽しみでしょう。
本日もお読み頂いてわたしの幸せがひとつ増えました。
是非コメントにておすすめの一曲教えてください。
コメントお待ちしております。