幸せの証拠

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日常の解像度をあげるためにできることを書いています

天才でなくてもできる5つの資産形成術

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こんにちは。まいまいです。

 


ブログを見に来てくださってありがとうございます。

 


新型コロナの影響も徐々に収まってきたように感じる今日この頃。週末には外出されている方も珍しくないですね。以前と異なるのはマスクをしていることぐらいでしょうか。

 


わたしも自宅で読書する時間が減って、外出する時間が増えました。

 


本日はこの記事を書いているたった今読み終わった一冊、本多静六氏の著書『私の財産告白』です。

 


この本からわたしが資産形成において重要だと思う点を5つご紹介したいと思います。

 

 

 

 

収入の4分の1を貯蓄する

 


財産を築くために、まず最初に雪だるまの芯となるものを作る必要があると語られています。そのために倹約貯蓄をして生活を切り詰めます。

 


これは過去にブログでも紹介した「バビロンの大富豪」でも書かれており、いつの時代も倹約貯蓄が大切なことが分かります。

 

 

 

shiawase-shouko.hatenablog.com

 

 


本書では収入の4分の1をなかったことにする(あらかじめ貯蓄に回して手を付けないようにする)と書かれていますが、この部分はその人によって3分の1だったり10分の1だったりして良いと思います。大切なのはあらかじめ一部を取っておくことです。

 


そして残りの4分の3で生活することで自動的に貯蓄できます。収入の余ったを貯金しようとしても、具体的な計画をたてないことには難しいです。

 

 

見栄は高くつく

 


倹約貯蓄をし、雪だるまの芯を作ったところでその芯を使ってしまっては意味がありません。家を買ったり、新車を買ったりすることは人生でも大きな喜びでしょう。

 


しかし見栄、他人に良く思われたいがために買ってはいけません。他人よりもお金持ちになることを目指すのではなく、自分が本当に幸せだと感じるお金の使い道を考えましょう。

 

 

子供に財産は残さない

 


これは資産形成本ではよく書かれていることですね。つまり大切なことです。

 


親からのお小遣いを投資にあてる人は少ないでしょう。一時的な贅沢にあてられておしまいになることが多いと思います。

 


子供が成人してからも金銭的な援助を続けていると収入以上の生活をしがちになります。大きな土地を買い与えれば土地相応の大きな家が必要ですし、大きな家を買い与えれば大きな家具や高い修繕費が必要になります。高価な車や衣服もそれに見合った格好をするために高価なものを買い揃えます。

 


また、財産として残したところで、身内で遺産相続について揉めてしまったり、はたまた遺産を継いだとご近所さんに噂されることでしょう。

 


子供にはお金や土地など有形資産として残すのではなく、資産を築くための勉強や体験をするため無形資産を投じることが大切ですし、本当に子供のことをおもったお金の使い方だと思います。

 

 

好景気・楽観時代は思い切った倹約貯蓄を、不景気・悲観時代には思い切った投資を

 


本書の内容は現代とは時代が異なることからやや読みにくく感じました。その中でもスッと頭の中に入ってきた部分がこの好景気・不景気の考え方です。

 


2020年は新型コロナの影響で外出自粛傾向にあります。わたしはこれをチャンスだと考えています。

 


なぜなら、裏を返せば勝手に貯蓄できるからです。浪費しようにも旅行は行けませんし、外食も滅多にしません。家に引きこもっていても周りから白い目で見られることはなく、自粛されているんだなとしか思われません。

 


世界各国で大量の紙幣が刷られて、余ったお金が世界や日本の株価を押し上げています。感染のピークが去ったことやワクチン開発の期待が表面上だけですが、好景気・楽観時代を作っています。

 


ここで思い切った倹約貯蓄をすることが次の不景気・悲観時代に投資する際、必ず生きてくると思います。

 


好景気・楽観時代の後には必ず不景気悲観時代が来るものです。お金も思考も来るべき時にすぐに行動に移せるかどうかが重要だと思います。

 

 

周りに配慮する。でも遠慮はしない

 


人は人の助けなしに人は生きていくことができません。本書では主に仕事に関して配慮が必要で、配慮がないと妬み恨みの原因になり、仕事の障害になりえる
と書かれています。

 


先輩後輩、年下年上誰にだって今まで積み上げてきた成果はプライドがあります。それに配慮することでいざというときに自分も助けてもらえます。

 

ただ、仕事で遠慮はしてはいけません。「自分にはこんな大役できない」とか「これは自分の成果ではなく他人も成果である」とか言っていると、自分も他人も勝手に自分の上限を決めてしまいます。

 


これではせっかくのチャンスが来たときに自分に仕事がもらえ、こなせるはずがありません。

 


周りに配慮しながら遠慮はしない。お金も自分も立派な財産ですが、友人や家族など他人も良い財産にできるともっと人生が豊かになるでしょう。

 


まとめ

 


時代や方法は違えど、財産を築くためのノウハウは現代でも変わりないということ。そしてそれは才能やセンスではなく、誰もが努力ひとつで成せることだと気付かせてくれる本書には大変価値があると思います。

 


本日もお読み頂いてわたしの幸せがひとつ増えました。

 

皆さんの財産告白、お待ちしております。