幸せの証拠

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幸せがずっと続く12の行動習慣②

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こんにちは。まいまいです。

 

 

ブログを見に来てくださってありがとうございます。皆さんはマスクをすることが習慣になっていますか?

 

 

コロナが終息した後もマスクの文化は残っていくんでしょうか。個人的には表情が分からない、話しづらいなどの観点から、マスクなしでの生活が取り戻されることを願っています。

 

 

さて、本日は前回に引き続き今年わたしが手に取った本の中で最も良本だった『幸せがずっと続く12の行動習慣』の内容をご紹介したいと思います。

 


今回は全4回のうち、第2回目です。

 

 

 

導入編の第1回目はこちらへ。

 

shiawase-shouko.hatenablog.com

 

 


前回は

 

「幸せとは何かを考える」

「一時的な幸福はすぐ慣れる」

「日々良くなっていることを実感する。プラスのことを貯めていく。」

「幸福を決定する3つの要因」

 

 

これらについてお話しました。

 

 

今回は個人によって異なる幸せの感じ方と行動についてお話したいと思います。

 

 

 

 

 

幸せの既定値

 


幸せには“既定値”があります。いったいどういうものでしょうか。本文中に紹介されている具体例を簡単にまとめてみます。

 

アンジェラという34歳の女性がいます。アンジェラは幼い頃、母親から虐待されていました。そして自身が太っていたこともあり、学校の仲間から白い目で見られていました。

 


高校2年のときに母親の虐待に耐えられなくなり、家を出るために知り合って3か月の男性と結婚しました。4年の間に子供が生まれましたが、夫とは離婚しました。夫は養育費を払わず、シングルマザーのアンジェラは生活に苦しみとうとう生活保護を受けることになりました。

 


それでもアンジェラは職に就くために大学に通い、看護師を目指しています。そして子供と一緒に過ごす時間に幸せを感じて生きています。

 


また、シャノンという27歳の女性がいます。シャノンは現在教師を目指しています。同棲を考えている恋人もいます。友人や親とも仲良く過ごしてきました。

 


しかしシャノンは大学受験の際に大変なストレスと抱えました。終わらない勉強に気の合わないルームメイト、学業の成績は申し分ないのにも関わらず心から喜ぶことができずにいました。

 


どんなに成功しても「運がよかっただけ」と思ってしまう、申し分ない結果にも「他の選択肢にすればよかった」と思う。

 


恋人だけが唯一の支えだと考え、彼がいないと寂しいと感じ浪費や過食に走ってしまいます。

 


この二人は対照的な人生と性格の持ち主です。

 


アンジェラは一般的に恵まれてはいない環境でも幸せだと感じながら生きてます。

 


シャノンは何不自由ない人生を歩んでいるように見えますが、本人だけは幸せを感じることができていません。

 


このように世間一般に苦難の多い人生に見えても、本人は幸せを十分に感じていたり、またその逆もあるのが現実です。

 


幸福とは見つけるものであり、幸福とは環境を変えることで得られるものです。

 

 

そして何より、幸福とは誰もが生まれながらにして持っているものであることを忘れてしまっては幸福になることはできません。

 


快楽順応とは

 


快楽順応という言葉が本書では登場します。「人間は慣れてしまうもの」ということです。

 


富や家、財産、美しくなること、美人に囲まれること、健康そして結婚という好ましい環境にさえ人間は簡単に慣れてしまうのです

 


お金と健康が分かりやすい例かと思います。

 


お給料は毎年50万円ずつ増えたとします。年収300万年の人なら次の年には350万円です。次の年には400万円、その次の年には450万円となっていきますが、果たしてどこまでいけば満足するのでしょうか。1000万円でしょうか、1億円でしょうか。もっともっと欲しくなって、結局いくらもらっても欲は尽きません。

 


また、健康を例に挙げると健康に生まれてきた人が人生の途中で大きな障害を負った(手足を失う、目や耳が障害されるなど)場合、障害を負う前と比べて幸福度に大きな変化はないとされています。

 


喜びと同じように悲しみも長くは続かない、人間の快楽順応は良くも悪くも人生を安定させるためにあるのかもしれません。

 


幸福になるための最適な行動

 


幸福になるための最適な行動として、本書では大きく3つ取り上げています。

 


①具体的な問題や弱点に自分なりに取り組む
②自分の強みに合わせる


①と②は一見、相反しているようですが幸せになるための行動とは臨機応変に、もっと言えばいつでもどんな状況でも起こせるものであるということです。

 

内気で社交的な行事に参加できないことを克服しようとすることも、社交的な性格を生かして様々な人と知り合い意気投合することもどちらも幸福になるための行動ととらえることができます。

 

③自分のライフスタイルに合わせる


これは自分にあった幸せをみつけようということです。忙しくて多忙な人は時間を作り出す方法を考えましょう。仕事に不満があるのであれば、仕事が楽しくなるような行動を選びましょう。

 


幸福行動診断テスト

 


本書には幸福になるための12の行動についてテストが用意されています。12の行動について自分なりの点数をつけることでどの行動が自分にとって重要かを明らかにするものです。

 


例えば、「感謝の気持ちを表す:自分が恵まれていることを数えあげる、これまできちんとお礼を言ったことのない相手に感謝やありがいという思いを伝える」という行動に対して、1まったく当てはまらない~5いくらか当てはまります~7大いに当てはまりますといった点数をつけます。

 


わたしの場合は、
自然である→5

楽しい→6

価値がある→6

罪悪感を覚える→1

状況上やむを得ない→1

 


といった感じです。感謝の気持ちを表すことに対して、個人的に罪悪感を覚えたり状況上やむを得ないと思ったことは全くないので1をつけました。

 


このように質問に対して順位付けすることで、その人にとって大切にすべき行動の優先順位が分かります。

 


わたしの場合は

 

 

  • 感謝の気持ちを表す
  • 楽観的な気持ちを高める
  • 心から打ち込める行動をもっと増やす
  • 目標の達成に全力を尽くす

 

 

以上の4つが大切にすべき行動となりました。

 


感謝の気持ちを表す」に関しては、なかなか恥ずかしくてできませんができるようになるといいなとは思っています。

 


楽観的な気持ちを高める」に関しては、現在でもかなり楽観的な性格です。人生何事もなんとかなると思って生きているので、他人よりも心配事などせずに過ごせていると思います。

 

 

もっとも、全てにおいて楽観的である必要はないと思うので、メリハリが大事なのかなとも思います。プライベートは楽観的で自由に、仕事は悲観的で慎重にいきたいですね。

 


心から打ち込める行動をもっと増やす」「目標の達成に全力を尽くす」に関しては、いくつものことを同時にやることが苦手なので、ひとつの目標に対して全力で頑張っていきたいと思っています。今はブログの内容をいかにして読みやすく伝えることができるかが目標になっています。

 


この幸福行動診断テストは是非一度、実際にやってみてもらいたいものです。性格診断ではありませんが、自分の身近にある幸せが再認識できる優良なツールだと思います。

 

 

これで②は終了です。今回は今回は個人によって異なる幸せの感じ方と行動についてお話しました。

 

 

次回以降は具体的な行動習慣についてお話していきたいと思います。

 

 

 

 

本日もお読み頂いてわたしの幸せがひとつ増えました。

 

 

 

コメントお待ちしております。