幸せの証拠

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読書感想文~「欲」をコントロールする方法~

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こんにちは。まいまいです。

 


ブログを見に来てくださってありがとうございます。

 


本日は『「欲」をコントロールする方法』という本の読書感想文です。

 

 

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前回、前々回とマインドフルネス瞑想についての本で、思考や雑念と向き合うことを学びました。

 


今回はさらに“欲”という人が生きる上で欠かせないものをコントロールすることに踏み込んでみることに。

 


結論として、マインドフルネス瞑想でも欲をコントロールすることでも、“原因を知る”ことで上手く対処できると分かりました。

 


原因を知ることも難しいですが、上手く対処することはさらに難しいので1日2日ではなく何か月、何年と積み重ねていくことが大切だと思い知らされました。

 

戒めのつもりで、特にわたし自身が気になる“欲”を4つ取り上げてみたいと思います

 

 

 

 

 

 

憂鬱をはね返せばエネルギーになる

 


心が晴れないのは人間の宿命です。

 


今も昔も人々は多かれ少なかれ鬱々としたストレスを抱えているものです。

 


自分の理想を叶えたいという欲と思うようにいかない現実とのギャップが常にあります。

 


特に情報化社会を生きる現代人は日々多くの情報を目にすることで理想が高くなる傾向にあると思います。

 


若者の出世欲の低下や恋愛離れなど色々言われますが、若くして活躍したり結婚する理想と今目の前にある現実とのギャップが若者を抑えつけているのでしょう。

 


しかし、この類のストレスは時に反発力を生み、大きなエネルギーになります。

 


理想と現実のギャップに気づいている人は多いでしょう。

 


そのギャップをいかにして反発力に変えて前に進んでいくことができるかは、自分次第であるということに気づくこと。

 


さらにその先の行動力までもが試されていると、日々生きていて感じさせられます。

 

 

 

 

自分が持ってしまうネガティブな感情を人間の持って生まれた当たり前のものとして受け止める

 


鬱々としたストレスや理想と現実のギャップ、これらは二次的感情と言われ人間ならではの感情です。

 


具体的に言うと、「虚飾」「見栄」「嫉妬」「僻み」「怨恨」などなど。

 


これらの感情の根底には怒り”が潜んでいます。

 


怒りは人間のエネルギー源の1つであることは間違いありません。

 


怒りは時に反発力となり、プラスの作用をもたらすこともあります。

 


しかし、その反発力が間違った方向へと進んでマイナスの作用をもたらす可能性があることには注意が必要です。

 


嫉妬や虚飾をなくすことは不可能なことだと思います。人間が持って生まれてきた二次的感情だからです。

 


なくすことができなければ、それらを認め、受け入れ、そして諦めることが必要です。

 


これらができると抱えているストレスが減る感覚が得られるのではないでしょうか。

 

 

 

 

消費の無限ループにはまると、一生満足できない

 


テレビやネットで、高級品を買ったり爆買いしたりと“消費”にエンターテインメント性を持たせていることがあります。

 


見ている人にとっては、自分が買えないものが買われることで疑似的なお買い物を楽しめるから人気になるのだと思います。

 


消費することには上限がありません。高く・たくさん買おうとすれば売ってくれる人はいくらでもいます。

 


そんな消費の欲との上手い付き合い方があります。

 


『いつでも買える』と繰り返し自分の心の中で唱えることです。

 


わたしの例ですが、欲しい服や車、家具など消費の欲はたくさんありますが、お金さえ払えば手に入ると認識できた途端に欲が消える(上限を超えなくなる)ようになりました。

 


欲が消えない場合は本当に必要なものです。

 


シャンプーや冷蔵庫、枕や布団などもお金さえ払えば手に入れることはできますが、それ以前に生活をより豊か(便利)にしてくれるものです。

 


必要以上に高価なシャンプーや冷蔵庫、枕や布団は必要でしょうか。もしもそれらが自分の生活をより良いものにしてくれるのであれば消費に値する価値があるでしょう。

 


しかし、消費の欲が満たされ、生活には何ら影響しないものであればそれは消費の無限ループへの入り口です。

 


最近わたしが目標にしていることがあります。

 


ゆっくり幸せになること』です。

 


それは消費について考えながら生きることにも繋がります。

 


そうすることで消費の無限ループも小さくしていくことが可能だと考えます。

 

 

 

 

怒って怒鳴り散らすのは鬱憤が残る

 


「言いたいことを言って、気持ちがスッキリした」という経験は少なからずはるはずです。

 


このように思いをぶちまけてスッキリすることを“カタルシス効果”と呼びます。

 


カタルシス効果は言葉で第三者に表現することが重要です。怒りの感情をきちんと表現することでカタルシス効果を得ることができます。

 


しかし、怒りを自分でコントロールできないぐらいに爆発させてしまっては、相手が不快に思うだけでなく自分も後味の悪さが残るはずです。

 


怒りをコントロールすることに関しては我慢強い日本人が得意とすることでしょう。

 


しかし、我慢することで気を病んでしまったり身体を壊してしまっていては元も子もありません。

 


そのためには、ただ我慢するだけではなく怒りをコントロールできている自分を認識して褒めてあげましょう

 


そうすることできっと心も身体も少し楽になると思います。

 


以上、わたし自身の欲とも向き合いながら4つの欲について取り上げてみました。

 


本書はすごく分かりやすい言葉で書かれているため、スッと受け入れられます。

 


自分の思い通りにならないストレスや鬱憤、怒りなどの感情を感じることが多い人には是非読んで欲しい一冊です。

 


わたしも欲との向き合い方が大きく変わりました‼

 


本日もお読み頂いてわたしの幸せがひとつ増えました。

 


コメントお待ちしております。