ユダヤ人大富豪の教え①
こんにちは。まいまいです。
ブログを見に来てくださってありがとうございます。本日は『ユダヤ人大富豪の教え~幸せな金持ちになる17の秘訣~』のご紹介です。著者は本田健氏。
過去にご紹介した『バビロンの大富豪』や『ユダヤの商法』と紛らわしいタイトルですが、どれも素晴らしい本なので是非読んでみてください。
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本書は対話によって話が進行される場面が多く、臨場感溢れる内容になっておりとっても読みやすいです。
本田氏は20歳の学生だった頃、独立して事業を興したいという思いを持っていました。ボランティア団体の招きでアメリカに渡っていた本田氏はゲラーという大金持ちの老人と出会います。
そしてゲラーは「お金のことはいったん忘れて、自分らしい人生を生きることに集中しなさい」と言い、17の秘訣について本田氏にレッスンを始めます。
今回はその17の秘訣について、全3回に分けてご紹介したいと思います。
第1の秘訣 社会の成り立ちを知る
- 「サービスの質と量で報酬額は決まる」、つまり提供したサービスの質と量=受け取る報酬額である
- 普通の人は「人からもらえるものにしか興味がない」だから金持ちになれない
- お金儲けのことばかり考えている連中より仕事が大好きでしょうがない人間の方が成功する
幸せになり、成功したければ好きなことを仕事にして自分らしい人生を送ることを決めること。とゲラー氏は言います。
ゲラー氏は「世の中には二通りの人間しかいない。自由な人と不自由な人だ」と定義します。
自由人はレストランやお店のオーナー、印税の入る作家やアーティスト、マンションや土地から家賃収入を得る地主、有名なスポーツ選手やアーティスト、株や債券の配当を得る人です。
不自由人は会社員や公務員、大企業の社長や役員、自営業者、医者や弁護士、無職の人などです。
世間一般では大企業の社長や自営業者、医者などは働き方や収入をコントロールできると思いますが、本書では不自由人として考えられいるところがポイントです。
ゲラー氏は「収入の多さと自由人であるかどうかは関係がない。自由人の定義は、仕事をしなくても生活していける人だよ。世間では勉強ができる、いいキャリアをもつことが成功=幸せにつながるなんていう馬鹿げた幻想があるからだね。現在の世の中は経済価値や喜びを与えた人間が豊かになるようになっているんだよ。」と言います。
自由人の人生には「しなくてはならないこと」がとても少なく、一方不自由人の人生には「やらなければならないこと」だらけであるとゲラー氏は言います。
これは個人的にすごく納得できる点で、わたしは転職の際に無職で収入がない期間がありました。幸い、少しの貯金はありましたので少しの間なら食べることには苦労しない状態でした。そのときに思ったことは、仕事がなければ本当に「しなくてはならないこと」が少ないということです。
仕事に備えて食事やお風呂、服の準備などする必要がありません。また好きなときに好きなことができる状態で「やらなければならないこと」がないので、何もしないと何もない一日を過ごすことになります。
そんな日々もいいのですが、人間はやはり意味のある人生を送りたいいと思うものです。しなくてはならないことではなく、したいことを思いっきりできるように、わたしも自由人を目指していきたいと思っています。
第2の秘訣 自分を知り、大好きなことをやる
「幸せな金持ちになるための秘訣は、自分の大好きなことを仕事にすることだ」とゲラー氏は言います。そして、自分の大好きなことがみつからない人は「自分の好きなことを日常的に少しずつやることだ。小さい頃から自分が好きだったことを思い出して、それをやってみることだ」と。
自分が好きなことは、周りの人が評価してくれなくてもそれをやるだけで楽しくてしょうがないことや時間を忘れてしまうことです。もしもこれでお金が得られれば最高に幸せですし、お金が得られなくても自分の好きなことをしているので幸せではあります。
しかし、自分の嫌いなことをやっている人は不満が溜まるし、思ったようなお金が得られなければさらに不幸です。こうなると、人は憂さ晴らしのためにお金をくだらないものに使います。お洒落な服や高級な車などの見栄は高くつく割には満足感が得られません。
大切なのは大好きなことに巡り合うことです。そのためにはいまやっていることが何であれ、それを愛することで次の道が開けてくるとゲラー氏は言います。
第3の秘訣 ものや人を見る目を養い、直観力を高める
「成功するのに必要なのは、流れを読む力だ。物事を奥深く見通す力だよ」とゲラー氏は言います。
これからの社会がどうなっていくのかを見る。舵取りが悪ければ、タイタニック号でも沈む。
運や人生の周期を見極める。大切なのはサイクルだ。人生には上り調子と下り調子がある。自分の人生がどちらに向かっているか考える。
人の器、会社の器を見極める。できるだけ色々な人と付き合う。そうすることで出会う人の本質を見極め割れるようになる。会社も同じで、ビジネスの本質が何か見抜くようにする。
どれもお金持ちになるためだけではなく、幸せな人生を歩むために必要な要素だと思います。悪い友人や異性と関係を持っていても、人生が良い方向に進むことはありません。また、ブラック企業に勤めていても自分を消費するだけです。
第4の秘訣 思考と感情の力を知る
「人生は“考えること”と“”行動することの二つでできている。今まで考えてきたこと、思考の結果行動してきたことの集大成が自分だ。普段、考えていることが現実の人生を作っている」とゲラー氏は言います。
特に感情をコントロールすることは大切です。感情はプラスにもマイナスにも働くからです。
楽しいや嬉しいなどのプラスの感情も、怒りや悲しみなどのマイナスの感情も人間を動かすには十分なエネルギーに成り得ます。
プラスの感情を増やして、マイナスの感情を抑えることで人生はより幸せになりますが、その逆は決して幸せにはなりません。
まずは日頃から感情に意識をフォーカスすること、そしてその力の大きさを知ることでコントロールできるようになることが大切です。
第5の秘訣 セールスの達人になる
「物やサービスを売る過程で、人に心から感謝され、応援され、深い喜びを得る。そしてそれにも増してご褒美として経済的豊かさも手に入れていくようになる。それが売れるセールスマンのサイクルなのだ」とゲラー氏は言います。
これは今までの総まとめになっているように思えます。
サービスの質と量(第1の秘訣)を伴った自分の大好きなこと(第2の秘訣)で、社会や会社の流れ(第3の秘訣)に沿って感情を届ける(第4の秘訣)ことで物が売れることにつながると。
物を売るにはたくさんの要素が必要で、どれが欠けても感謝されたり応援されたり喜びを得られることはないでしょう。
まとめ
幸せなお金持ちになるにはまず、物事の本質を理解した上で自分の大好きなことを見つけることが最初のステップになります。そして感情をコントロールすることを知った上で、人から感謝され応援されることで深い喜びと経済的な豊かさを同時に得られるようになります。
次回は幸せな金持ちになる、より具体的な方法について書いていきたいと思います。
本日もお読み頂いてわたしの幸せがひとつ増えました。
コメントお待ちしております。