幸せの証拠

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日常の解像度をあげるためにできることを書いています

減速して自由に生きる②

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こんにちは。まいまいです。

 


ブログを見に来てくださってありがとうございます。本日は前回に引き続き『減速して自由に生きる:ダウンシフターズ』のご紹介です。

 


前回の記事をまだ見てない方はこちらからどうぞ

 

 

 

shiawase-shouko.hatenablog.com

 

 


今回は

 

 

 

の後半5章を紹介します。

 

 

 

第6章「円(カネ)」を儲けるのではなく、「縁(つながり)」を設ける

 


好きの過程には苦労がない。嫌なことをするから苦労や困難がある」と著者は言います。

 


第3章の月が沈む時にも共通しますが、好きなことをしているときには苦労や困難という気持ちではなく、成功のための道のりや乗り越えられる壁といった前向きな気持ちで挑むことができます

 


もしも、苦労している、できるはずがないと感じているなら、それは好きなことではなくやらされていたりやらなければいけないことだったりするのではないでしょうか。

 


また、「分かち合う文化に幸せを感じる。囲い込む文化は不幸になる」とも書かれています。

 


特に著者は飲食店経営をされていますので、周りのお店のお客さんも囲い込もうとすると周りのお店が潰れる→地域に人が集まらなくなる→最終的に自分のお店にも人が来なくなるといったことを懸念されています。

 


そこで、分かち合うこと、つまりは他店とシナジーを持って地域の活性化に貢献することで長い目で見たときに繁栄につながるとおっしゃっています。

 


これはサラリーマンの仕事でも同じだと思います。

 


他人から仕事を奪ったり、1人で仕事をすることはあまり幸福を感じられません。

 


それよりも、協力したり助け合ったりして仕事をする方が効率もいいですし、良い人間関係の構築にもつながります。

 


私自身、他人に仕事を任せたり手伝ってもらうことが下手なので、参考にしないといけないなと思っています。

 


気持ちよく助けてもらい、そして相手が困っているときには気持ちよく助けてあげることが大切だと思います。

 

 

 

 

第7章自給→自信→自立→自由

 

 

半農半X』という言葉があります。半農とは、仕事の半分を農業にすること、エックスには「自分の天命なる仕事」を当てはめて欲しいという思いが込められています。

 


執筆が好きなら「半農半著」。絵が好きなら「半農半画」。NPOで働くなら「半農半NPO」。著者の場合は「半農半呑み屋オヤジ」だそうです。

 

 

いきなり農業というのはなかなかハードルが高いと思うので、「半サラ半X」としてみましょう。

 


この考え方ができれば、会社に勤めながらも自分の興味のある分野を伸ばすことができます。

 


そして、エックスの部分が育てば、会社を辞めても大丈夫という根拠になるかもしれません。

 


これは、大きなシステムを降りても何とかなるという自信に繋がります

 

 

 

 

第8章システムから降りる

 

 

「医療や年金のシステムから降りる」

 


これは医療従事者であるわたしにとって大きなテーマです。

 


現在の医療システムは、患者が増えれば増えるほど、手術をすればするほど、薬を出せば出すほど医療機関が儲かるシステムです。

 


著者はこのシステムに疑問を持たれており、本来は患者や病気が減ってこそ医療機関やお医者さんが儲かるシステムにあるべきだとおっしゃっています。

 


最近は医療費の増大、医療や介護の現場の負担増など様々な問題が提起されています。

 


政府もセルフメディケーション税制など医療費の抑制や健康寿命の延長に努力をいていますが、人々の考えや行動はなかなか変わっていないと思います。

 


『健康』とは健康であるときには実感しづらいものだからです。風邪をひいたり、ケガをしたり、病気をしたときに日々の健康のありがたみを感じたことがある人は多いのではないでしょうか。

 


今回の新型コロナウイルスによる重症化率は糖尿病患者や肥満患者で高いと言われています。

 


このようなことで、少しでも健康への意識が高まれば、より豊かな社会が形成されていくとわたしは思います。

 

 

 

 

第9章ダウンシフターズ

 

 

 

「横出世」という言葉があります。会社での労働以外に、家庭、地域活動、市民活動、趣味活動で必要とされる存在になることを示す素敵な言葉だなぁと思います。会社以外も自分の存在価値を見つけて、そちらでも活躍する人は、出世のいかんに関わらず、老後を幸せに過ごせる場合が多いそうです。』と書かれています。

 


会社以外に好きなこと、人に喜んでもらえることを実践できる場や仲間は本当に良い影響をもたらしてくれます。

 


わたしにとってはこのブログが実践の場ですし、最近始めたスポーツを一緒にする仲間はかけがえのない存在です

 


老後にスポーツはなかなか難しいですが、好きなこと、好きな仲間と過ごす時間に重きをおくのも人生の幸福度を高めることに繋がると思います。

 

 

 

 

第10章小ささで世界を変える

 


きっと著者は小さいビジネス持ち、小さいコミュニティーに属することでも住む世界は変えられると述べています。

 


別の視点でわたしなりの解釈ですが、小ささとは自分の心の変化で、そして世界とは自分の中にある世界でもあると思います。

 


好きな 趣味や好きな仕事を小さくてもいいから始める。そして、そこから得られる幸せを感じることができると人生はどんどん豊かになると思います。

 


最近わたしはお金を使うことについて考える機会がありました。

 


お金を使うことは基本的には自分の時間を使っていることになります。自分が働く時間を対価にお金をもらっているからです

 


しかし、その使ったお金はなくなるのでしょうか。また次の人に渡り、自分はその対価としてサービスを受け取ります。つまりお金を使うことで他人を幸せにできますし、いいお金の使い方は自分をも幸せにできます。

 


お金を使うときに感謝をすること

 


お金を使う裏側には必ず誰かの努力があります。そのことを分かっていれば、お金のためにがむしゃらに働くよりも、少しでもいいからいいお金の使い方をする方がより幸せになれるとわたしは思います。

 


以上、全2回に渡り『減速して自由に生きる:ダウンシフターズ』についてご紹介させて頂きました。

 


著者の髙坂氏が書く言葉にはリアリティとユーモアが詰まっています。

 


是非一度、手に取ってみてください。

 


本日もお読み頂いてわたしの幸せがひとつ増えました。

 

コメントお待ちしております。