I'm lovin' it
こんにちは。まいまいです。
ブログを見に来てくださってありがとうございます。
本日は『ユダヤの商法』を読んでの感想です。著者は日本マクドナルド創業者 藤田田(でん)氏です。読むと分かるのですが、藤田氏はリーダーであり革命児です。1971年(昭和46年)に日本でマクドナルドを展開することを決めたあたりも当時を思えば素晴らしい先見の明でしょう。
本書では藤田氏がユダヤ人から教わったユニークな考え方やユダヤ人とのエピソードが綴られていますが、その中でも特に重要と感じた商売の基本について3つ紹介させていただきます。
女性をターゲットに商売する
藤田氏は「財布の紐を握っているのは男性ではなく女性である場合が多い」という考え方から、女性をターゲットに商売をしてきました。ダイヤモンドやブランドバッグなど女性が欲しくなる高級品で商売することでも成功されたのは”女性”に重きを置いた考え方があったからでしょう。
女性は流行に敏感です。最近女性の間で流行ったものと言えば、InstagramやTikTokがあります。自分を世の中にアピールできるツールで、手軽に始められ、かわいいものも綺麗なものも時にはユニークなものも求めている女性の間で流行したことは納得が行きます。
近年では女性の社会進出と晩婚化の影響で、20代や30代でも自身で稼いだお金をたくさん持っている女性がたくさんいます。時短家電や家事代行サービスなど昔は主に女性がしてきたことも、時間を確保するためにお金で解決できるものも増えてきました。
これからも女性の生活や娯楽などを支えるコンテンツがたくさん登場してくると思われます。
口に入るものを売る
口に入るものは必ず消化・排泄されてなくなります。つまり、口に入るものは永遠に売れ続けるのです。
直近ではタピオカがブームになりました。低コストで提供できるわりに見た目や食感がうウケて全国にタピオカを提供するお店が急増しました。
また、少し前にはスーパーフードも話題になりましたね。価格が高いことで一般人の生活には入り込むことができませんでしたが。
最近ではSNS映えするカラフルなスイーツや色が変わる系の飲み物や食べ物もトレンドになる傾向がありますね。女性にウケて、なおかつ口の中に入るものとして熾烈な争いが今後も続くことでしょう。
お金持ちをターゲットにする
最後に基本中の基本になるのですが、お金がないと物が買えません。現代はいまだに貨幣がもっとも信用されているものだからです。
ユダヤ人の教えの中には「流行はお金持ちから始まり、一般人へと拡がっていく」というものがあります。お金持ちから徐々に流行していくことで一般人のところに届ききるまで平均2~3年はかかると本書では書かれており、その頃には投資は十分回収できる頃にあるそうです。
最近ではお金持ちでなくても、ある特技を持った方やSNSで多数のフォロワーがいる方の影響力が流行に繋がることが多いですね。昔はお金持ちしか知りえなかった情報が、現代ではすぐにメディアやインターネットで拡散されるので流行が長続きすることはなかなかありません。
そんな中でも、スマートフォンやYouTub、Amazonなど生活に溶け込んでいるものは一時的な流行りではなく、生活を豊かに便利にしてくれるからこと長続きしているのでしょう。
以上、『ユダヤの商法』から重要と感じた商売の基本について3つ紹介させていただきました。
日本ではマクドナルドを筆頭に回転寿司、ハンバーグ、牛丼、定食など安くて美味しい飲食店がたくさんあります。今からその中に割って入るのはすごく難しいと思いますし、他にも動画ではYouTubeやNETFLIX、SNSではFacebookやTwitter、Instagramなど良いコンテンツや情報に溢れています。
これからの未来にどんな良いモノが出てくるのか、クリエイターとして自分で作るのもよし、心待ちにするのもよし。自分がいいなと思ったものに出会えた時、裏にはユダヤの商法が隠れていないか考えてみるのも楽しいかもしれません。
本日もお読み頂いてわたしの幸せがひとつ増えました。
コメントお待ちしております。