読書感想文 『最高の体調』
こんにちは。まいまいです。
ブログを見に来てくださってありがとうございます。
本日は久しぶりに読書感想文です‼
タイトルは『最高の体調』。著者は鈴木佑氏です。
この本を読むきっかけは、自分が好きなアーティストがこの本を読んで健康的な食事に変えることで痩せた‼という報告をされていたからです。
普段の食事には気を付けているものの、ときどきスナック菓子やジュースを摂るとすごく美味しく感じてしまう自分もいます。
そんな自分への戒めも込めて、この本を読んでみました。
本書はすごい数の論文(本書だけでもゆうに100は超えていると思う)を紹介されており、エビデンスに基づいた内容でした。
ひとつひとつ紹介するとキリがないので、今回は大きく2つのテーマについて紹介したいと思います。
是非参考にしてみてください。
古代より多すぎるもの、少なすぎるもの、存在しなかった新しいもの
人生において、多すぎてもいけないし少なすぎてもいけない、バランスが大事‼っていうものけっこうありますよね。
普段の生活に慣れてしまっていると感じることはありませんが、古代(昔と言い換えてもいいかも)と比較してみることで現在の位置がわかることがあります。
本書で挙げられているものをそのまま掲載しますが、自分に当てはまるもの当てはまらないものがあると思いますのでバランスを修正するために使ってみてください‼
少なすぎる
どうでしたでしょうか。わたし自身、『多すぎる』は摂取カロリーや満腹感だと分かってはいるものの、なかなか修正できない日々です。。。
逆に『少なすぎる』は有酸素運動や自然との触れ合い、太陽光の摂取量であり、機会があれば意識的に増やすようにしています。
『新しすぎる』は加工食品、トランス脂肪酸、果糖ぶどう糖液糖など食べ物に関するものがしっかり当てはまります。
また、処方薬や抗生物質にはどうしても仕事柄目が行きますが、わたし自身薬は必要なければ使わない方が良いというスタンスです。
感染症や疼痛などの急性期には有益な場合があります。しかし、慢性に使用するとなると効果と副作用は表裏一体であるため、無理にそのリスクを負う必要はないのかなと。
価値評定スケール
本書の内容でわたしが一番伝えたいものがこの『価値評定スケール』です‼
簡単に説明すると、自分自身が全て満たされた状態(例えば、お金も時間もたくさんあって友人や家族との関係は良好で仕事は上手くいっているなど)のときに各項目に対してどのように考え行動するかというものです。
もしも、今満たされていないのであればそれはどうすれば満たされるのでしょうか。そしていつになれば満たされる予定でしょうか。満たされないといけないものでしょうか。
もし普段家族に優しくしてあげられていないとして、時間がなくて仕事も忙しくてストレスが溜まっていたとしても、自分一人が努力さえすればいつもより優しく接することは可能ですよね。
『満たされている』と仮定することで、本当に自分が大切にしているもの/したいものが見えてくるはずです。
以下の価値評定スケールを考えたときには是非声に出してみてください。そして可能であれば、誰かに聞いてもらいましょう。恥ずかしいかもしれませんが、人に伝えることで自分に嘘をつけないようにする効果があります。
①家族
どのような父/母、息子/娘、兄弟/姉妹、叔父/叔母でありたいか?家族のなかでどのようにふるまいたいか?家族とどのような関係性を築きたいのか?もし今のあなたが「理想の自分」だとしたら、家族に対してどのように接するか?
②結婚・恋愛
親密な相手に対してどのような夫/妻/パートナーでありたいか?相手とどのような個性を育てたいか?どのような関係性を作りたいのか?もし今のあなたが「理想の自分」だとしたら、結婚相手や恋愛相手にどのように接するか?
③子育て
どのような親になりたいか?子供とどんな関係を結びたいか?子供と接するなかでどんな個性を育てたいか?もし今のあなたが「理想の自分」だとしたら、子供にどのように接するか?子供からどのように見られたいか?
④友人・対人関係
どのような友情を育てたいか?友人関係のなかに自分のどのような特徴・資質を活かしたいか?自分が相手にとって最高の友人だとしたら、どのようにふるまうか?
⑤キャリア・仕事
自分は仕事のどういった点に重きを置いているか?仕事をもっと意味あるものにするにはどうすればいいか?いまの暮らしが理想の状態だったとしたら、自分のどのような資質を仕事に活かしたいか?職場や仕事のパートナーとどような関係を築きたいか?
⑥自己成長
もっと知りたいことはなにか?学習や教育について、自分はどんな点に重きを置いているのか?習得してみたい新しいスキルはなにか?自分が成長するためにどんな資質を活かしたいか?
⑦余暇・レジャー
どんな趣味や遊びをしてみたいか?自分がリラックスできるのはどのようなことか?どんなときに一番楽しい気分になるか?新たに参加してみたい活動はあるか?
⑨コミュニティ・社会生活
どのようなコミュニティの一員でありたいか?地域社会にどのように貢献したいか?(チャリティやボランティアなど)自分の居場所をどのように作りたいか?
⑩健康
身体の健康について何に重きを置いているか?(疲れない体作りや規則正しいライフスタイルなど)自分の身体をどのようにケアしたいか?(食事、睡眠、運動の改善など)
⑪環境
地球の環境について何に重きを置いているか?(公害や大気汚染など)環境の改善について貢献したいことはあるか?
⑫芸術
絵画、音楽、文学、アートとどのような関係を築きたいか?どのような芸術に触れていたいか?参加してみたい芸術活動はあるか?
以上、12個の価値評定スケールを行ってみてどうでしょうか。
今すぐにでもできることがあると思いますし、新しい目標になるものもあると思います。
こういうのって普段はなかなか意識できませんよね。人生において大切なものを教えてくれる/思い出させてくれる本というのは大切にしたいですし、自分の軸となる一冊があってもいいと思います。
今回は12個の項目がありましたが、たとえ『楽しく生きる』みたいなひとつでも自分の信念があればそれに沿った行動や考え方ができて、より人生がスムーズにいくと思います。
ちなみにわたしは30歳を目前にして、やっと両親から多大な愛情をうけて育ててもらったんだと思いました。
そんな両親には少しでも元気に過ごしてほしいですし、できる限りの親孝行をすることがわたしの本当にやりたいことだと思っています。
本日もお読み頂いてわたしの幸せがひとつ増えました。
コメントお待ちしております。